こんにちはー、たぴです!!
今回は、前回の記事に引き続き、「bat」ファイルを作成し「robocopy」でバックアップを取る方法をご紹介します。
前回の記事では、「robocopy」のやり方をご紹介しているのでこちらもご参照下さい。↓

事前準備をする
メモ帳を開き、「名前を付けて保存」から「robocopy.bat」に名称を変更します。

作成後、Cドライブ直下に「bat」フォルダを作成します。

作成した「bat」フォルダ内に、「コマンドプロンプト」と「robocopy.bat」を入れます。

「コマンドプロンプト」のプロパティを開き、下記画像のように作業フォルダの文字列を全て消します。

「robocopy.bat」ファイルの内容を追記
「robocopy.bat」を右クリックし、編集を選択します。
@echo off
rem 日付をYYYYMMDD形式にする
set YYYY=%date:~0,4%
set MM=%date:~5,2%
set DD=%date:~8,2%
echo %date%
echo %YYYY%%MM%%DD%
mkdir P:\%YYYY%%MM%%DD%
rem \Users\DesktopをP:\backupにバックアップ
robocopy C:\Users\test\Desktop P:\backup\%YYYY%%MM%%DD% /MIR /LOG:"C:\work\log.txt" /R:3 /W:0 /NDL /FFT /NP
rem 完了メッセージを表示する
echo.処理を完了する

「batファイル」作成時には、『@echo off』を必ず文頭に付けます。
『rem』は、非参照コマンドです。どのコマンドを実行しているか分かりやすくする為、コメントを入力します。
set YYYY=%date:~0,4%
set MM=%date:~5,2%
set DD=%date:~8,2%
echo %date%
echo %YYYY%%MM%%DD%
mkdir P:\%YYYY%%MM%%DD%
は、Pドライブ直下に今日の日付のフォルダを作成するコマンドです。
他の「bat」ファイル作成時にも使えるので、是非覚えましょう。
『robocopy』は前回の記事で作成方法を記載したので、ご覧ください。
「bat」ファイルを実行する
実際にbatファイルを実行します。
「robocopy.bat」ファイルをダブルクリックします。
実行結果
Pドライブを見てみましょう。「backup」フォルダが作成されています。

一つ下の階層には、今日の日付のフォルダが作成されています。

この階層の下に、同期したファイルがバックアップされています。
以上で終了になります。
お疲れ様でした。