こんにちはー、たぴです!!
今回は、撮り溜めてあった写真をネットワーク上にあるNASにバックアップを取る方法をご紹介します。
Windows標準機能の「robocopy」を使うと次回以降バックアップを取る時も差分だけバックアップを取ってくれる為、こちらを使用していきたいと思います。
「NAS」のIPアドレスを調べる
「NAS」購入時に付属するCD-ROMを読み取り、設定用ツールをインストールします。インストール後、IPアドレスを確認します。
確認する方法は、各メーカーによって異なる為、説明書を読みましょう。
「NAS」のユーザー名、パスワードを確認する
こちらも「NAS」を購入した際に付属する説明書に記載されています。
既に変更した方は、変更後のユーザー名、パスワードを使用してください。
「NAS」にネットワークドライブを割り当てる。
「NAS」にネットワークドライブを割り当てます。
コマンドプロンプトを開き、「net use」コマンドを使用します。
今回は、例として、Pドライブに「NAS」を割り当てます。
net use p: \\192.168.1.10\backup admin /user:admin

「net use p:」で、Pドライブを指定します。
「¥192.168.1.10¥backup」で、先程調べたIPを指定しbackupフォルダを指定します。
「admin」で、先程調べたパスワードを指定します。
「¥user:admin」で、先程調べたユーザー名を指定します。
エクスプローラーを開き、<ネットワークの場所>を確認し、Pドライブが出来ているか確認します。

「robocopy」を使用する
前準備が終わったので、「robocopy」を使用します。
Cドライブ直下の写真フォルダを先程作成したPドライブのバックアップに同期します。
※注意!! バックアップ元とバックアップ先の順番を間違えるとデータが消えます。
<バックアップ元><バックアップ先>の順番を間違えないで下さい!!
再びコマンドプロンプトで、以下のコマンドを入力します。
robocopy C:¥写真 P:¥backup /MIR /LOG:"C:¥work¥log.txt" /R:3 /W:0 /NDL /FFT /NP

「robocopy」でよく使うオプション一覧
オプション | 結果 | |
/MIR | バックアップ元とバックアップ先をミラーリングする | |
/LOG: | 実行結果のログを指定ファイルに取る | |
/R: | ファイルコピーに失敗した時に、再試行する回数を指定する | |
/W: | 再試行時の待ち時間(秒)を指定する | |
/NDL | バックアップ結果をログファイルに出力する | |
/FFT | バックアップ元と先の更新時間を比較する時、2秒の誤差を許容する | |
/NP | バックアップ中の進行状況を表示しない | |
/SEC | Windowsのセキュリティ情報(権限)をコピーする |
バックアップが取れているか確認する
Pドライブのバックアップフォルダを確認しましょう。
今回は、テストなので、とりあえず2枚だけ同期してみました。

以上で終了です。
お疲れ様でした。